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NRIセキュア、クレジット決済「PCI P2PE」準拠支援サービスを提供開始 – finAsol

NRIセキュア、クレジット決済「PCI P2PE」準拠支援サービスを提供開始


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NRIセキュアテクノロジーズは7月27日、クレジット決済ソリューション「P2PEソリューション」の評価機関「P2PE QSA」として認定されたため、「PCI P2PE」準拠支援サービスの提供を開始すると発表した。

「P2PEソリューション」とは、カード加盟店が入手したクレジットカード情報を、安全にクレジットカード会社に送付する方法。加盟店端末でクレジットカード情報を読み取った直後に暗号化し、クレジットカード発行会社へ情報を送付する手前まで情報を暗号化した状態で処理する。

端末内に情報が残らないため、情報漏えいのリスクが低減するほか、加盟店におけるPCI DSSへの準拠に必要な審査項目が大幅に削られるという効果も期待できる。

一般的なクレジットカード決済の仕組みでは、カード加盟店が入手したクレジットカード情報は、暗号化されずにクレジットカード会社(もしくは決済代行会社)へ送られ、さらに加盟店の端末に情報がそのまま蓄積されていた。

なおNRIセキュアはこれまで、クレジットカードの国際的なセキュリティ基準に関する協議会(PCI SSC)から4つの認定(「QSA」「ASV」「PA-QSA」「PFI」)を取得していたが、今回の「P2PE QSA」の取得で、日本で初めて、PCI SSCから5つの認定を取得した企業になったという。

以下に、NRIセキュアテクノロジーズのニュースリリースを引用する。

クレジット決済におけるセキュリティ基準の評価機関「P2PE QSA」として認定され
「PCI P2PE」準拠支援サービスを提供開始(NRIセキュアテクノロジーズ株式会社)~日本企業で唯一、PCI SSCから5つの認定を取得~

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
2016年07月27日

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小田島 潤、以下「NRIセキュア」)は、7月19日、高レベルのセキュリティ機能を持つクレジット決済ソリューション「P2PEソリューション(*1)」の評価機関「P2PE QSA(*2)」として認定されました。認定者は、国際クレジットカードブランド5社が設立した、クレジットカードの国際的なセキュリティ基準に関する協議会(PCI SSC(*3))です。今後NRIセキュアは、「P2PEソリューション」をPCI SSCが制定しているセキュリティ規準に準拠させるための支援サービスを提供していきます。

昨今、欧米諸国を中心に、クレジットカード取引を行う加盟店でクレジットカード情報が大量に流出する事件が起きています。事件の多くは、加盟店に置かれたクレジット端末システム(POS)の脆弱性をついたマルウェア(悪意のあるソフトウェア)による攻撃などによって生じており、カード情報が不正に搾取されています。このような状況の中、有効なセキュリティ手法として注目され始めているのが「P2PEソリューション」です。

これまでの仕組みでは、カード加盟店が入手したクレジットカード情報は、直接クレジットカード会社(もしくは決済代行会社)へ送られ、さらに加盟店の端末に情報がそのまま蓄積されていました。「P2PEソリューション」を導入すると、加盟店端末から決済ネットワークの手前(*4)までは、カード情報が暗号化された形で送られ、端末内に情報が残らないため、情報漏えいのリスクが低減します(ご参考:図1)。これにより、加盟店におけるPCI DSSへの準拠に必要な審査項目が大幅に削られ、準拠を目指す加盟店の負担が大きく減る効果も期待できます。

NRIセキュアは、「P2PE QSA」認定を機に、ITサービス会社が「P2PEソリューション」を提供するために必要な、PCI SSCの定めるセキュリティ基準「PCI P2PE(*5)」への準拠に至るための「PCI P2PEソリューション準拠支援サービス」を提供します。

NRIセキュアはこれまで、4つの認定(「QSA」「ASV」「PA-QSA」「PFI」)をPCI SSCから取得しました(ご参考:表1)。「P2PE QSA」の取得で、日本で初めて、PCI SSCから5つの認定を取得した企業となりました。これからも、激化するサイバー攻撃や内部犯罪から、クレジットカードビジネスとカード会員を守る支援を継続していきます。

*1 P2PE(Point-to-Point Encryption)ソリューション:
加盟店におけるクレジット端末から決済ネットワークの手前まで、クレジットカード情報を暗号化した状態で処理するための、高レベルのセキュリティ機能が備わった決済ソリューション
*2 P2PE QSA:
PCI SSCが認定するP2PEソリューション認定セキュリティ評価機関。ソリューションが国際的なセキュリティ基準「PCI P2PE(後述)」を満たしているか審査を行う
*3 PCI SSC(Payment Card Industry Security Standards Council,LLC.):
国際クレジットカードブランド会社5社(VISA、MasterCard、JCB、American Express、Discover)が設立した、クレジットカードのセキュリティ基準の開発、管理、教育、および認知を実施する有限責任会社
*4 端末システムから決済ネットワークの手前まで:
P2PEソリューションの範囲は、決済ネットワーク手前の処理までとなる。P2PEソリューションプロバイダからクレジットカード発行会社までは、また別の暗号化や接続の方式が提供されている
*5 PCI P2PE:
P2PEソリューション向けのセキュリティ基準。安全なP2PEソリューションの開発や提供を促進することを目的として、PCI SSCにより制定、運用、管理されている国際的な情報セキュリティの基準

(以下、省略)

 

(参照)NRIセキュアテクノロジーズのニュースリリース

http://www.nri-secure.co.jp/news/2016/0727.html