
ICOソリューション「COMSA」を提供するテックビューロは10月6日、メタップス社が提供している時間取引所「タイムバンク」に関して、COMSAを用いたICOの検討を開始したと発表した。
早ければ年内、遅くとも来年夏までの実施を目指す。
メタップスのタイムバンクは、専門家が発行(販売)する時間を購入できるアプリ。10秒単位で時間をリアルタイムに売買でき、事業の相談や雑誌の取材などができる。
今回は、既に19万人以上が登録しているCOMSAソリューションを用いて、タイムバンクをICOすることにより、さらなる利用マーケットの拡大と時間の流動化を目指すという。
タイムバンクで取り扱う全時間の平均価格と連動したトークンや、利用実績に応じて各種の手数料の割引が受けられるトークンなど、サービスの成長と連動して利用者の利便性を向上できるような機能を想定している。
「COMSA」に関しては、クラウドファンディングのCAMPFIRE社との決裂が表面化する一方、COMSA自体のICOには、19万人以上が参加するなど、その動きが注目を集めている。
タイムバンクのICOが成功するか否か、引き続き注目を集めそうだ。