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投資初心者はロボアドバイザーから始めよう!

 

 

2000年初頭から金融庁が「貯蓄から投資へ」という方針を打ち出し、確定拠出型年金やNISAなど税制上のメリットを強調した制度が整っている日本社会。だがその一方で投資に抵抗があったり、資産をどのように運用していいのかわからない、といった理由で投資に二の足を踏んでいる人も日本社会にはまだ多いのが現状だ。

 

そのような投資初心者におすすめな資産運用はロボアドバイザーによる投資である。

今回は投資初心者のために投資一任型のロボアドバイザーを紹介しよう。

 

ロボアドバイザーとは

 

ロボアドバイザーとはロボット+アドバイザーのことであり、従来はFPが行ってきた資産運用のアドバイスをAIによって行うサービスである。投資一任型のロボアドバイザーでは投資を行う前に顧客にいくつかの質問に答えてもらい、その結果に基づいてアルゴリズムが判断した運用方針を顧客に提示をし、運用方針の決定後はAIが資産を運用していく。

 

ロボアドバイザーの強みは定量的なアドバイス

 

ロボアドバイザーのサービスでは最初に「資産運用経験」、「リスク許容度」、「達成したいリターン」などの質問項目があり、その質問内容の答えによって定量的なアドバイスをする。

 

例えば

「60歳までに2000万円を貯蓄する」

「毎月3万円を投資する」

「許容できるリスクは年率4%まで」

 

などの条件を提示すればAIが必要な利回りを計算する。

現在のリスクの許容度では目標を達成できない場合などでは、どの程度リスクを許容すれば達成が可能なのかをロボアドバイザーが提案をする。

 

この定量的なアドバイスはどのように投資をしてよいかわからない投資初心者にとって大きな道しるべとなるだろう。運用診断によって運用方針の決定し入金をすれば、投資一任型のロボアドバイザーは運用方針に沿ったアルゴリズムでETF(上場投資信託)や投資信託を購入する。

運用期間中は市場の動きによる株価の変動などがあっても、当初に決定した運用方法から外れないようにロボアドバイザーがリバランスを行う。そのため、経済市場の動向を事細かにチェックをしなくても、AIがアルゴリズムから的確な資産運用を行ってくれるため、投資に時間をかけられない場合も投資一任型のロボアドバイザーならば安心して資産形成が可能なのである。

 

投資一任型ロボアドバイザーの代表的なサービス

 

THEO(テオ) 株式会社お金のデザイン

 

THEOの特徴はサービスを始めるにあたり、ハードルが低く、投資初心者が気軽に投資を始めるのに適してる

質問項目は5つしかなく、毎月の投資額は月々1万円から可能であり、手数料も3000万円以下の場合は預かり資産の1%、3000万円以上の場合は0.5%のみとなっており、ETFの売買手数料などはかからない。

しかしシンプルでありながらETFの種類は約6000種類を組み合わせて決定するため、ロボアドバイザーの投資運用にも期待ができるサービスである。

 

ウェルナスナビ ウェルナスナビ株式会社

 

ウェルナスナビの特徴は住信SBIネット銀行と業務提携しており、お釣りで資産運用ができる「マメタス」というサービスが利用できることである。

クレジットカードや電子マネーで買い物をすると1000円以下のお釣りがウェルナスナビに積み立てとなり、その積み立て金は月に1回ウェルナスナビによって自動的に投資される。日々の何気ないお釣りが投資運用されるというは非常に革新的であり、主婦などでも気軽に投資を始めることができるサービスであるといえるだろう。

 

MSV LIFE マネックス・セゾン・バンガード投資顧問

 

MSV LIFEの特徴は毎月1000円からの少額積立投資が可能であり、投資期間も他の投資一任型のサービスとは異なり、「たのしむプラン」であれば6か月以上、最も運用期間が長い「ためるプラン」であっても1年以上の運用期間を想定しているため、想定運用期間が短期に設定されているといえる。

 

数千円単位で毎月の投資額を設定できるので、サラリーマンのお小遣いからスタートすることもできるサービスである。

 

楽ラップ 楽天証券株式会社

 

楽ラップの特徴は低コストのETFを運用先に選択しているため、手数料が低く設定されている

また下落ショック軽減機能(TVT機能)という独自サービスがあるため、このサービスを使うことにより、リーマンショックのような株式市場の急激な株価下落時も損失リスクを抑えることができるサービスである。

なお投資額については10万円からのスタートなっており、自動積立には対応していないのである程度まとまった資産がある方向けのサービスである。

 

現在、投資一任型のロボアドバイザーのサービスを始める独立系の会社が多くなっているが、会社によって手数料や最低投資金額、利用できるサービスが異なるので自分の資産やライフプランなどを考慮して利用するサービスを決定していくのがいいだろう。

 

投資一任型のロボアドバイザーのデメリット

 

ロボアドバイザーでは少額投資非課税制度のNISAが利用できない。

 

NISAを活用すれば年額投資120万円以下の投資運用益であれば非課税となるが、一般口座の場合は運用益に対して約20%の課税となる。そのため10万円の運用益に対して約2万円が課税されてしまう。

そのため、ロボアドバイザーは投資初心者の道しるべにはなるが、年額投資120万円以下で本格的に投資をしようと考える場合はNISA口座による自己運用が無難だろう。

 

またロボアドバイザーは定量的なアドバイスは可能であっても、FPのような定性的アドバイスはできない。そのため自分のリスク許容度などを定性的に分析をしてから投資を始めたい場合は、FPによるアドバイスを受けてから投資を始めたほうがいいだろう。

 

総論

 

少子高齢化による財源不足から年金の支給が危ぶまれる将来の日本。

その一方で銀行は10年定期預金であっても0.01%の金利しかなく、貯蓄による資産形成はインフレ率も考慮すると非常に難しい。投資一任型のロボアドバイザーは今まで投資に対する知識がなく、二の足を踏んでいた人であっても少額かつ気軽に始めることができるので、投資に対する初めの一歩として初めてみてもよいだろう。