
仮想通貨「オタクコイン」のICOが、日本のサブカルチャーを海外展開するTokyo otaku modeから検討され始めました。
オタクコインとは、オタク業界に特化しているようです。
オタクコインは、アニメ・漫画・ゲームなどのオタク系コンテンツ業界で利用できるコインとして開発されるかもしれないみたいですね。
例えば、イベントの参加費用や、物販での支払いに使えます。
オタクコインのICOを検討中のTokyo otaku modeは、オタクコインの世界流通を目指し、アニメ作品の開発や、クリエイター支援に繋げたいと述べています。
もちろん、オタクコインは検討中なので、2017年の12/28時点ではまだ発行されていません。
オタクコインに対しての評判
オタクコインもKADOKAWAもそうだけど、クリエイティブな業界にとって金や地位に依存する創造性の欠片もない第3者って邪魔以外の何者でもない
— ぷぅー様 (@sodachi9999) 2017年12月27日
オタクコインってなんだよ。そもそもモナコインがオタクコインだろうよ
— Kishun Abe (@7zWv) 2017年12月27日
評判悪いですね。
オタクコインに対する落合陽一の意見
あのAIや仮想通貨に詳しい落合陽一が、オタクコインに関して意見を述べていました。
これではクラウドファンディングと同じ。
なんでコインにしたのかがイマイチよく分からない。
ICO(資金調達)すればお金が入ってくるから、ICOしたようにしか見えないですね僕は。
これを見て何が足りないのか?考えたんだけど、これに乗ってくるオタクコインにはぶられている人がいたとして、これにのってくる理由はなんなんだろうなって感じ。
第三者が入ってきても、システムとして回らないと通貨として意味がない。
通貨ってのは、仲良しゲームで持ってるようなものではない。カウンターパート(対応相手)にいるような人が、オタクコインに対してなにかできるのかってことを考えたほうが良い。
イーサリアムならスマートコントラクト(取引をスマートにおこなうシステム)。
ビットコインならPOW(取引が正しいものかどうか判断するシステム)がある。
でも、このオタクコインにはそれらがないので、中央集権になる。
オタクみんなが困っていて、何らかの計算する機械やアルゴリズムを使ってオタクの悩みを解消して非中央集権化する方法があるなら良いとは思うけど、そんなものを思いついたのなら僕がICOします。
まだ計画が固まってない状態でホワイトペーパー(コインの機能解説や目的などをまとめたもの)が出たと思う。
サイエンス的な面白さと、アルゴリズムが含まれていればいいなと思った。
まとめ
・オタクという名称が嫌
・モナコインがすでにある
・中央集権的で、仮想通貨にする意味を感じられない
これらの理由から、今のところは不評って感じですね。