
コインチェックは、ビットコイン以外のコイン(アルトコイン)の手数料が高いです。
ただし、使い方次第では、コインチェックでもお得に仮想通貨の取引をすることは出来ます。
目次
仮想通貨取引所の手数料の種類
手数料には
・販売手数料
・入出金手数料
・取引手数料
・送金手数料
・スワップ手数料
この5つがあります。
この中でコインチェックで高いと言われているのは、アルトコインの販売手数料です。
そのほかの手数料は、ほかの取引所と大差ありません。
取引所の取引手数料比較表
取引所 | ビットコイン手数料 | アルトコイン手数料 | スワップ手数料 | 日本円出金手数料 | クイック入金 | コンビニ入金 | コンビニ入金(3万円以上) | コインチェック | 0% | 2~5% | 0.04%/日 | 400円 | 756円以上 | 756円 | 1000円(50万円以上入金金額×0.108%+486円) | Zaif | -0.01% | -0.01%~0.3% | 0.039%/日 | 350円(50万円以上の入金756円) | 486円 | 594円 | bitFlyer | 0.01~0.15% | 0.2% | 0.04%/日 | 756円 | 324円 | – | – | DMM Bitcoin | 0% | 0% | 0.04%/日 | 0円 | 0円 | – | – | bitbank | 0% | 0% | – | 756円 | – | – | – | QUOINEX | 0% | 0.25% | 0.05%/日 | 500円 | – | – | – | GMOコイン | 0% | 0% | 0.05%/日 | 0円 | – | – | – |
銀行振り込み手数料は、銀行への振り込み手数料を除けばどこも無料です。
送金手数料比較
取引所 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) | リップル(XRP) | イーサリアムクラシック(ETC) | リスク(LSK) | ファクトム(FCT) | モネロ(XMR) | オーガー(REP) | ジーキャッシュ(ZEC) | ネム(XEM) | ライトコイン(LTC) | ダッシュコイン(DASH) | ビットコインキャッシュ(BCH) | コインチェック | 0.001BTC | 0.01ETH | 0.15XRP | 0.01ETC | 0.1LSK | 0.1FCT | 0.05XMR | 0.01REP | 0.001ZEC | 0.5XEM | 0.001LTC | 0.003DASH | 0.001BCH | Zaif | 0.0001BTC | 0.01ETH〜 | – | – | – | – | – | – | – | 2XEM〜 | – | – | 0.001BCH | bitFlyer | 0.0008BTC | 無料 | – | 無料 | – | – | – | – | – | – | 無料 | – | 無料 | DMM Bitcoin | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | – | – | – | – | – | 無料 | 無料 | – | 無料 | bitbank | 0.001BTC | 0.0005ETH | 無料 | – | – | – | – | – | – | – | 0.001LTC | – | – | QUOINEX | 無料 | 無料 | – | – | – | – | – | – | – | 無料 | – | 無料 | GMOコイン | 無料 | 無料 | 無料 | – | – | – | – | – | – | – | 無料 | – | 無料 |
コインチェック→コインチェックなら、送金手数料が無料のようです。
コインチェックは販売手数料が高い
コインチェックの手数料が高いと言われているのは、販売手数料のことです。
この手数料は、スプレッドと言われています。
この販売手数料は、コインチェックとユーザーが売買するときにかかる手数料です。
コインを購入するときも発生しますし、売る時も発生します。
コインの価格の変動によって、手数料も変わるので、具体的に「○○%」と記載することは出来ませんが、大体、購入と売却を合わせると6~10%取られます。
つまり、最大の10%の手数料がかかる時に10万円分のアルトコインを購入すると、1万円の手数料がかかるということになります。そんな高い手数料で売買を繰り返してしまうと、手数料のせいで全く稼げないなんていうことが起きてしまいます。
コインチェックの手数料(スプレッド)を可視化する方法
ちなみに、コインチェックでは手数料を見ることが出来ません。
ですが、あるツールを使えば、コインチェックの販売手数料を見ることが出来ます。
手順↓
1.Tampermonkeyという拡張機能をダウンロードします。
2.拡張機能を追加をクリックします。
3.右上のアイコンをクリックして、新規スクリプトを追加を選択します。
4.コードを貼り付けて、左から二番目の保存ボタンをクリックします。
コードはこちら
すると、
↓
こうなります。
↑のカッコ内の数字が手数料になりますね。
例えば、リップルやイーサリアムならビットバンクで購入したほうが安いです。
ネムは、Zaifが安いですね。
何故なら、ビットバンクやZaifは、取引所形式だからです。
取引所は販売所と違って、ユーザー間でのコイン売買となるため、運営側から多くの手数料を取られないのです。
コインチェックでは、ユーザー間で取引できる取引所形式での売買は、ビットコインしかできないため、手数料を取られると考えおいて良いかもしれません。
ビットコインの手数料は無料
コインチェックでビットコインの手数料は無料なのは、ビットコインのみ、ユーザー同士で売買できる取引所形式で取引することが出来るからです。
ただ、ビットコインの取引はZaifなら無料どころか、0.01%の手数料を逆にもらうことが出来るのでお得です。
すぐに売りたいなら、コインチェックを利用したほうがいい
ただし、コインチェックで売買したほうが良いケースもあります。
それは、
・すぐに大量のコインを買いたい場合
・高騰時にすぐ売りたい場合
です。
さきほど述べたビットバンクやZaifはユーザー間で売買する取引所形式となるので、いざ安くなって大量に買おうと思ったときでも売ってくれる人がいないと買えませんし、高騰したときに売ろうと思っても、購入してくれる人がいないと、売れませんよね。
これを考えると、すぐ売買することのできるコインチェックは、お得な場合があるということになりますね。
まとめ
たしかにコインチェックのアルトコインの販売手数料は高いですが、使い方次第で得する場合はあります。
まとめると↓このようになります。
・リップル、イーサリアムはbitbank。
・ネムはZaif。
・コインチェックは少しのお金で短期的に売買すると、手数料(スプレッド)で負けやすい
・コインチェックは販売所形式も備わっているので、価格の高騰時にすぐ売ることが出来る
・コインチェックは販売所形式も備わっているので、価格が暴落したときにすぐ買うことが出来る