
コインチェックが今、毎日のように大変なことになっていますね。
お金を返すとは言ったものの、1月26日からいまだに返金時期は未定。
預けていた人からすれば、たまりませんね。
そんなコインチェックなのですが、今回、騒動になっている仮想通貨のネムは架空で、ノミ行為を行っていたのかもしれないなどという噂が流れています。
記事にもなっていますね。↓
参考:https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20180130-00081027/
これについてお伝えします。
ノミ行為とは
ノミ行為とは、簡単に言えば、顧客に注文どおり処理したように見せかけて、実際はしていないことです。
参考:https://www.bengo4.com/c_1009/n_993/
無い商品をあるように見せかけて売ることもノミ行為にあたります。
例えば今回のコインチェックなら、本来は保有していないネムを売り、手数料をとっていたという行為は、「ノミ行為」と言えますね。
ノミ行為は違法ではない!?
ノミ行為は基本的に、
・商品取引
・金融取引
このいずれかで合法か違法なのか違ってきます。
商品取引だと、商品先物取引法に引っ掛かるので、違法。
金融取引なら、合法です。
例えば、FXでは、ノミ行為はDD方式と言われていて、ほとんどのFX会社が当たり前のように行っています。
これを考えると、仮想通貨は商品ではありませんよね。
実際に通貨として認められていますし、仮想通貨の取引は金融取引にあたるので、恐らく合法になると思います。
つまり、仮想通貨の取引において、ノミ行為は違法どころか、むしろやって良いことだということになりますね。
コインチェックのノミ行為に対しての評判
大事なのでもう一度いいますがノミ行為は違法ではない。こんな煽り記事に流されて世論が敵に回り、事業継続できないとCCが判断したら返ってくるものも返ってきません。
訴訟するにしてもそれはCCに体力があることが大前提です。
変な煽りに負けるな。
拡散希望 https://t.co/GV0PDST5pw— ミヤッパ@XRP覚醒モード (@miyapparappa) 2018年1月29日
ノミ行為は大丈夫だろ!というCC擁護論を展開するxemberの方々。そしてより重大な現物裏付けなしのIOU疑惑には言及されない不思議なクリプトインターネッツ。
— 東京太郎 (@osakesuki5959) 2018年1月30日
ノミ行為(DD方式)が違法だなんて私はどこにも書いておりません。
— 山本一郎(やまもといちろう@告知用) (@kirik) 2018年1月29日
まとめ
ノミ行為に関して解説しましたが、そもそもコインチェックはノミ行為をしたかどうか?というのも明らかにはなっていません。
そして、もし行っていたとしても、違法ではなくむしろやって良いことになります。
他の取引所も行っている可能性はありますね。というか、証券会社ではもはや当たり前のようにやっていることですし、大して気にすることではなさそうです。
要するに今回のノミ行為の件で、過度に不安になる必要はないということになります。
とりあえず、これからのコインチェックに不安を感じる方は、コインチェックに預けている通貨を出金、または
・Zaif
などの他の取引所に送金すると良いんじゃないですかね。
送金方法↓