
本日の日経新聞に、「仮想通貨の採掘者を狙う攻撃が増加しているという、警視庁が注意喚起」という見出しでニュースが出ていました。
参照記事(日経新聞 2018/03/14)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28102190U8A310C1000000/
特に、イーサリアムが狙われているようで、アクセスの発信元の国では、韓国からがダントツに多いです。その多くがIoT機器を標的にしているようです。Android搭載機器に多くのマルウェアが感染するそうです。
仮想通貨のマイニング
仮想通貨のマイニング(採掘)は、相場の乱高下に関係なく、コツコツと継続的に利益を上げられることが魅力な投資です。
そもそもマイニングとは?↓
マイニングの市場規模は巨大です。現在、1日に10億円規模で採掘されています。
マイニングは、コンピュータの計算競争です。なので、採掘量はコンピュータの性能に左右されます。
かつては、個人の自宅PCでマイニングできましたが、ビットコインが広く一般に認知されたことによって、価格が高騰していくに連れて、マイニングに参入する人たちが増えました。
その結果、個人レベルでマイニングすることは不可能になり、企業が「スパコン」レベルのコンピュータを使うようなマイニングでなければ、競争に勝つことができなくなりました。
仮想通貨をマイニングする方法は、主にソロマイニングとプールマイニングの2つあります。
ソロマイニングは、自分ひとりで、ひたすら計算していくやり方です。プールマイニングは、他人と協力しながら計算して、誰かが1番に正解したら、その利益を分けるやり方です。
マイニングプールに投資
ここで、紹介したいのがマイニングプールに投資する方法です。企業が出資を募り、巨大なマイニング工場を運営し、その利益を投資家に配当しています。
クラウドマイニングという方法が一般的になってきています。契約後は、基本的に放置で良いので、とても楽です。
それでは、どのマイニングプールに投資した方が良いのか?
現在、20くらいのマイニングプールがあり、世界各国のマイニングファームがマイニングプールに接続して、ハッシュ(計算力)を提供しています。
一つ一つのマイニングファームのハッシュが小さくても、それらが集合することによって、とてつもない計算力になります。マイニングファームもマイニングプールも、どちらも小口投資家を募っています。
マイニングファーム
※投資するときの注意点として、ブロックチェーンに名前が出てこないため、本当に施設が有るのかどうか、詐欺ではないのかを慎重に見極める必要があります。
主だったところをリストアップしておきます。それぞれの特徴については、各サイトで確認してください。
①ジェネシスマイニング
https://www.genesis-mining.com/
②ハッシング24
https://hashing24.com/
③オムニア
https://my.omnia-tech.eu/
マイニングプール
※詐欺の投資会社が多いので要注意です!
中国が電気代が安いので、マイニングが盛んで、業界の7割を占めています。
日本企業では、GMOとDMMがマイニング業界への参入を表明しています。
①ビットクラブ
②ハッシュフレア
https://hashflare.io/
③アントプール
最後に、韓国の大手企業サムスンがマイニング事業に力を入れているようです。このような業界の動きにも今後、注目したいところです。日本も東芝やNEC等が参入するのでしょうか?
サムスン、仮想通貨マイニング用チップの製造を開始(CNET Japan 2018/02/01)