
長期トレードは短期とは違い、ずっとチャートを見ないで良いというのが、最大のメリットとなります。
常にチャートが気になる状態だと
・本業がおろそかになる
・家族の関係に悪影響を及ぼす
・寝不足になる
これらのようになりがちです。
ですが、長期トレードなら常にチャートが気になるような精神状態に陥らないので、これらのようにはなりません。
必要なときだけ見て、頃合いになれば利確すればいいのです。
今回は、仮想通貨FXの長期トレードで実際に稼ぐにはどうすればいいか?などをお伝えします。
目次
成熟しきっていないBTCの特性を活かす
BTCの適正価格はいまだにいくらか?明確ではありません。
BTCは、上がった時にはバブルと言われ、下がってもまた上がるといった動きをずっと続けています。
最近では1BTCの価格が60万くらいまで下がってましたが、また100万円まで復帰しましたね。
ビットコインFXの長期的なトレードでは、このようなBTCの特性を活かします。
低いレバレッジをかけて放置する
短期的なトレードが苦手な方は、BTCに5倍~10倍くらいの低いレバレッジをかけ、放置しておくのが良いでしょう。
例えば、↓のように1BTCの価格が20万円くらいの時に原資10万円で10倍のレバレッジをかけた場合、100万円分のBTCが買えます。
その場合、1BTC約20万円のコインを5枚(5BTC)で取引することになります。
半年間放置しておけば、↓この期間だと1BTC約80万円になっています。
ですから、建てていたBTCは100万円分なので、400万円。
つまり、300万円の利益となります。
ロスカットが怖い方は5倍くらいに留めておきましょう。
それでも150万円程度の利益は出たことになります。
さらに、↑のチャートを見れば分かる通り、一度も買値の20万円を割っておらず、ずっと含み益です。
ただこれは、運が良い方だと思います。
また、高いレバレッジをかけると、ボラティリティの高いBTCだとすぐにロスカットを食らいます。
例えば、元手10万円でBTCが50万円のときに10倍のレバレッジをかければ100万円分のBTC(2枚)を買うことになります。
BTCに1万円の値動きがあると、2%価格が変動することになるので、100万円分の取引をしている場合は20000円分の値動きがあるということになります。
元手が10万円なので、BTCの価格が45万円(10%下落)まで下がると、元手が0円になります。
この時点で取引終了です。
ですが、その前にロスカットをくらうことになるので、実際にはもっと早めに取引が終わってしまいます。
例えば、取り扱っている取引所の証拠金維持率が75%なら、元手が75000円(2.5%下落)になると強制決済されますし、証拠金維持率50%なら、元手が50000円以下(5%下落)になれば強制決済されて終了です。
特に、ボラティリティ(価格変動率)の高いBTCは数時間で数万動くこともザラなので、2%~5%の値動きは日常茶飯事です。高いレバレッジをかけてトレードすれば、一瞬でロスカットされることでしょう。
ただこれがレバレッジ5倍なら、値動きも1/2なので、ロスカットされる確率も先ほどの1/2で済みます。
ですから、長期トレードをするなら、ローレバレッジでいきましょう。
また、長期で取引するならロスカット率は低い方が良いですね。
なので、個人的には証拠金維持率20%のビットバンクトレードが良いと思います。
証拠金維持率20%なら、先ほどのように元手10万円、レバレッジ10倍でも8%の下落まで耐えることが出来ます。(BTC価格が50万円とすれば、4万円の値動きまで耐えれる。)
さらに、ザイフやビットフライヤーには普通にある追証が、ビットバンクトレードにはありません。
追証がないということは、急な大暴落や高騰によって証拠金以上の損失があったとしても、追加でお金を入れなくて良いということです。
ですから、ビットバンクトレードはオススメですね。
レバレッジをかけるときはタイミングが全て
長期トレードをする際、レバレッジをかけるときは元手を割らないタイミングを意識しましょう。
レバレッジをかける基本的なタイミングは例えば
・ハードフォーク
・暴落
これらの情報を知ることが大事ですね。
ハードフォーク
通貨名 | ハードフォークされた日 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 2017年8月1日 |
ビットコインゴールド(BTG) | 2017年11月13日 |
ビットコインダイヤモンド(BCD) | 2017年11月24日 |
スーパービットコイン(SBTC) | 2017年12月13日 |
ライトニングビットコイン(LBTC) | 2017年12月23日 |
ビットコインゴッド(GOD) | 2017年12月25日 |
ビットコインプライベート(BTCP) | 2018年2月28日 |
2018年の3月までだと、ビットコインはこれほどのハードフォークがありました。
ハードフォークの際は、基本的にビットコインの価格が下落します。
例えば、ビットコインキャッシュ誕生時ですね。
ただ、この数日後に上昇しています。
ビットコインゴールドの時は、60万円を割りましたしね。
しかし、2日で元に戻っています。
つまり、ハードフォーク直前に購入せず、ハードフォークして下落した瞬間に購入すれば良いということになりますね。
このように、ハードフォークの時期を事前に知っているだけで、レバレッジをかけるタイミングがある程度分かります。
またこれはビットコインだけでなく、ほかの通貨にも応用できますね。
例えば、イーサリアムならイーサリアムクラシックなどですね。
ちなみに、アルトコインもレバレッジ取引が可能です。
暴落
暴落する理由はたくさんあります。
例えば、誰もが知っているGOX事件もそうですね。
これらによる暴落時、買いましょう。
「歓喜で売って悲鳴で買う」
この言葉の通りです。
大口投資家は、こういったネガティブな情報が入ると嬉しくてたまりません。
例えば、あの与沢翼もBTCが120万から90万円まで暴落したとき、5億円分購入しています。
参考:https://www.youtube.com/watch?v=9MRsUQ5NDA8
(27:50あたり)
何故なら、安い価格で大量に買うことができるからです。
ここで狼狽えて売ったり、上がって騒がれているときに買うようでは、養分でしかありません。
大口投資家ならどうするか?を考えて立ち回れると良いですね。
暴落するときの具体的なタイミング↓
長期トレードをするとスワップポイント(金利)がとられる
長期トレードをすると、スワップポイント(金利)をずっととられてしまいます。
取引所 | スワップ手数料 |
ビットバンクトレード | 無料 |
ビットメックス | -0.01%~0.01% | Zaif | 0.039%/日 |
ビットフライヤー | 0.04%/日 |
GMOコイン | 0.05%/日 |
DMM Bitcoin | 0.05%/日 |
このように、ザイフやビットフライヤーだと、日ごとに0.04%とられます。
何日もトレードするとなると、バカにできない費用になります。
例えば100万円のポジションを持っているなら、日ごとに400円なので、10日で4000円。30日で12000円とられます。
しかし、ビットバンクトレードならスワップポイントがタダです。
上記で説明した通り、証拠金維持率的にも、スワップポイント的にも、長期トレードをご検討の方にはビットバンクトレードをオススメします。
まとめ
稼ぐことができる人がいるということは、負けている人も必ず存在します。
負ける人がいるから稼ぐことができ、胴元も儲かるわけです。
また、ビットコインはまだまだ成熟しておらず、いつどうなるか?分からないので、仮想通貨市場の状況を常に意識し、ババ抜きがいつなのか?というのは察知してヤメ時を把握しておいたら良いですね。