
ビットコインFXは、ビットコイン現物取引のFX版です。
買った時、または売りから始めたときの差益で儲けるのは現物取引でも同じですが、FXではレバレッジを掛けることが出来ます。
レバレッジをかけると、儲け額を何倍、下手すれば何百、何千倍と出すことが出来ます。
しかし、ルールをしっかり理解していないと、すぐに強制決済(ロスカット)されたり、追証が起きます。
追証というのは、簡単に言えば借金です。
ロスカットよりも気を付けたいのが、この追証ですね。
ただ、取引所によれば、追証が全くないところもあります。
追証には本当に注意したいところなので、今回はビットコインFXの追証についてであったり、追証がないビットコインFX取引所をご紹介します。
追証が起きるケースとは
追証は、取引所が定める証拠金維持率を下回った場合に起きます。
例えば、証拠金維持率80%を下回った場合に追証が発生するなら、80%を超える金額を銀行が営業している間に追加で入金しなければなりません。
入金できないと、ロスカット(強制決済)の基準が50%でも、80%を下回っている時点でロスカットされます。
ビットコイン含む仮想通貨にはドルや円のような適正価格というものがなく、ボラティリティ(価格変動率)が高いので、瞬間的に暴騰、暴落することは日常茶飯事なので、追証が発生する確率も通常のFX(外国為替取引)と比べると、かなり高いです。
さらに、急激な相場の変動に対処できず、ロスカット(強制決済)が発動せずに、余分に追証が発生してしまうこともよくあります。
ビットコインFX取引所の追証あり・なしを比較
取引所 | 追証 | 追証基準 |
BitMEX | 無し | – |
ビットバンクトレード | 無し | – |
GMOコイン | 有り | – |
Zaif | 無し(条件あり) | – |
DMM bitcoin | 有り | 証拠金維持率80%以下 |
bitflyer lightning | 有り | 証拠金維持率80%以下 |
GMOコインは追証あり!?
GMOコインの公式ページでは追証がないと記述されています。
しかし、実際には追証はあると考えておいて問題ありません。
GMOコインの公式ページの「仮想通貨FX」というカテゴリーに記述されている説明文を見てみると分かります。
証拠金維持率75%を下回ればロスカットされるはずですが、状況によっては必ずしも直ちにロスカットされるわけではないので、証拠金の額を上回る損失が生じることがあり、その場合は超えた分を支払わなければならないとのこと。
それなら、「追証なし」ということを大きく記述してほしくないものですが、まあこういうことですね。
「GMOコイン=追証あり」と考えておきましょう。
現に追証を負ってしまった人もいますしね↓
GMOコインでまさかの追証が起きました。
引退します。ありがとうございました。#ビットコインFX pic.twitter.com/yn74rHtM0t— 沖ケイタ (@namakemono0309) 2017年11月29日
Zaifは追加しないと取引できない
Zaifでは、残高がマイナスになっても追加でお金を入れなくてはならないという義務はありません。
ただし、追加で払わないと、Zaifでは永遠に取引できないというルールがあります。
絶対に払わないといけないということはありませんが、引き続きZaifで取引したい場合は、追証を払うしかないということになりますね。
追証が起きてしまった人達の口コミ
2800万円の追証で泣いてる人の動画です↓
https://youtu.be/aM_HquPAmXQ
まとめ
FXの初心者は特に、追証のない取引所を使って慣れておいた方が無難ですね。
急激な暴落に耐え切れず、何百もの追証が発生してしまうケースもありますからね。
基本的に追証がないということにデメリットはありませんが、追証がないことから調子に乗ってハイレバレッジをかけすぎてすぐにロスカットされるということはあり得ます。
ですから、追証が無くても自分でエントリーするタイミングや、利確、損切りするタイミングを決めてトレードするようにしましょう。