
ビットメックス(BitMEX)には、
・無期限契約
・先物契約
・アップサイド利益契約
・ダウンサイド利益契約
などと言う風に様々な契約の種類があります。
今回はそれらの契約によるトレード方法を1つずつ簡単にお伝えします。
ビットメックスの詳細はこちら↓
無期限契約
無期限契約は、期日なしでおこなえる商品です。
ビットメックスではXBTUSDが無期限契約の商品となっています。
XBTUSDは一番使用される契約商品なので、取引高もかなり多いです。↓
また、無期限契約のみFunding手数料(資金調達)がかかります。
このFunding手数料は逆に付与されることもあるので、知っておきましょう。
Funding手数料の詳細↓
先物契約
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先物契約は、買いや売りの価格を事前に決めておき、数ヶ月後に決済することを約束する取引方法です。
例えば、2か月後に1XBT80万円で購入するといった注文をしたのなら、2ヶ月後に価格が上がって1XBT100万円になっていれば20万円得して購入したことになりますし、60万円に下がっていたら20万円多めに買ったことになるので、その分、損したことになります。
先物契約は決済までに期日があり、満期になると強制決済されます。
ただ、満期までに決済することも可能です。
左が2ヶ月後、右が5ヶ月後が満期です。
具体的な期日は、↑の例で言えば、左が6月29日まで、右が9月28日までとなります。
アップサイド利益契約(上方利益契約)
アップサイド利益契約とは、決済時のBTCの価格があらかじめ決められたBTCの価格より上なら、決済時のBTCと事前に決められている価格の差額を獲得することができる取引方法です。
↓の行使価格があらかじめ決められているBTCの価格となります。
7日間のみ取引することが出来ます。
上記の画像を例に言えば、6月01日というのが期限です。
日本時間で毎週金曜日の22時が期日なので、その時にポジションを持っていると強制決済されます。
もちろん、それまでに利益が出たら自ら決済することも可能です。
アップサイド利益契約ではショートポジションを持つことが出来ず、ロングポジションしか持つことが出来ません。
ただし、アンカーマーケットメイカーはショートポジションを保有することが出来ます。
これは簡単に言うと、大口投資家だけが買いか売りどちらからでも注文できるということです。
一般投資家はロングのみしか注文できないので、不利ですね。
取引量もかなり少ないのでそもそも取引しづらく、注文が通らな可能性もありますね↓
ダウンサイド利益契約
ダウンサイド利益契約とは、決済時のBTCの価格があらかじめ決められたBTCの価格より下なら、決済時のBTCと事前に決められている価格の差額を獲得することができる取引方法です。
↓のOKバリア価格まで下落すると強制決済されます。
アップサイド同様、7日間のみの取引となります。
ダウンサイト利益契約もアップサイド利益契約同様、ロングポジションのみのトレードとなります。
まとめ
このようにビットメックスには4種類の商品がありますが、一番簡単なのは、無期限契約であるXBTUSDでのトレードですね。
流動性が高いので短期でトレードも可能です。
アップサイドやダウンサイドは大口が圧倒的に有利ですし、流動性が低いことから、一般のトレーダーには取引しづらいですね。
一般のトレーダーは、無期限契約のXBTUSDか?先物契約でトレードしてくのがベターかもしれませんね。
また、無期限契約のXBTUSDにはFunding手数料が存在するので、長期トレードをしたい方は手数料に気を付けてください。
個人的にはビットメックスでは短期トレードのほうがオススメですね。
短期トレードがよくて長期トレードだとキツい具体的な理由↓