
2018年7月24日、規制当局SECとCFTC関係者が、ビットコインETF認可の可能性を示唆すると公表されました。
アメリカの証券取引委員会、通称SECが、ビットコインのETFを承認するかどうか?というところで、夏以降の仮想通貨相場が大きく変わるだろうと言われています。
しかも、認可される可能性がかなり高いとのことです。
http://coinpost.jp/?p=38010
目次
ETFとは?分かりやすく解説
ETFとは、上場投資信託のことです。
投資信託とは、投資の専門家にお金を預けて運用してもらうことです。
そして上場投資信託(ETF)とは、証券取引所に上場している投資信託のことです。
上場していることにより、証券取引所を通してビットコイン(BTC)に投資ができるのです。
ETF承認によるBTCへの影響
BTCは今までの仮想通貨取引所でも投資ができますが、証券取引所でも投資できるようになることで、BTCという暗号通貨が投資商品として世界の金融業界に幅広く認められるということになります。
幅広く認められるということは、もちろん価値が上がります。
例えば、金(ゴールド)のETFが登場したときは金の価格が450ドルから1900ドルに急上昇しましたね。
参考:https://www.gold.org/sites/default/files/file-uploads/3629/ten_years_of_gold_etfs_jp.pdf#search=%27%E9%87%91+ETF+%E5%BD%B1%E9%9F%BF%27
このように、ビットコインもETFが登場すれば、価格が上昇します。
また、上場投資信託すれば、世の中で機関投資家(大口)が回しているお金も流れてくるので、BTC自体の時価総額も上がるというわけです。
そしてこれはまだ分かりませんが、証券取引でBTCETFが取引されることで、日本の税率が変わる可能性もあります。
ETFでどれだけBTC価格が上がるのか?
BTCETFが承認されれば、5万9000ドル(600万円以上)にまで高騰するとされています。
90%の確率でETF承認されると言われている
アメリカ商品先物取引委員会の関係者によると、90%の確率でETF承認されると言われています。(英語なのでgoogle翻訳してください。)
元アメリカ証券取引委員会の人間は「12月に承認されるだろう。」と発言しているようです。
参考:https://www.zerohedge.com/news/2018-07-23/bitcoin-etf-nearly-certain-win-approval-later-year
ほかにも、シカゴの世界最大の取引量を誇る取引所であるシカゴ・マーカンタイル取引所のグループ、CMEが、アメリカの証券取引委員会に仮想通貨のETF承認を要請していたりします。
参考:https://jp.wsj.com/articles/SB10938436401804663630404583573741049333144
つまり、大筋認められる方向なのかもしれません。
もちろん承認されるかどうかは確定ではない
もちろん、BTCがETFに承認される可能性は100%ではないので、承認されない可能性もあります。
ただ、ETF承認されるかどうか?という情報の影響もあってBTC取引が再び盛り上がっています。
すでに2018年7/24現在、60万円くらいからまた90万円まであがってます。
承認されるかどうか?は定かではありませんが、BTCの盛り上がりの波に乗って、ビットメックスなどでBTCFXのトレードをするか?BTCを買い増しするなどしてみても良いでしょう。
冷めてもすぐ盛り上がりを見せる仮想通貨市場はやっぱり目が離せませんね。