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コイニー しののめ信用金庫と提携

近年、日本では訪日外国人観光客の増加に東京オリンピック及びパラリンピックの開催予定が重なり、決済インフラの整備が大きな課題となっている。

そのような中、群馬県富岡市に本店を構える「しののめ信用金庫」とフィンテック系企業の「コイニー」(東京 渋谷)の提携が発表された。

コイニーはクレジットカードや交通系電子マネー、QRコード決済などに対応した事業者向けキャッシュレスサービスを提供しており、2013年のサービス開始から利用者を増やし、現在では月間数千の店舗等に登録されている。

一方しののめ信用金庫は地域に根付いた金融機関として、地域経済の活性化のために様々な金融サービスを提供しその発展に寄与している。

しののめ信用金庫が位置する群馬県は、群馬県観光振興計画「はばたけ群馬観光プラン2016-2019」を策定しており、県内の世界遺産や温泉などの観光資源を戦略的に発信している。

2017年に群馬県を訪れた外国人観光客は延べ過去最高の28万5570人にのぼり、前年の2016年から33.2%増である。

しかしながら、クレジットカードなどでキャッシュレス決済が可能な事業者率は未だ高くない。

群馬県の決済における現金の利用率は9割を超えており、決済環境の整備は直接的に県内のマーケット拡大につながることが期待される。

今回の提携により、しののめ信用金庫の53支店を通じ群馬の主要地域と埼玉県北部の営業エリアで、コイニーを使ったインバウンドの受け入れ態勢の支援がなされることとなる。

群馬へ訪れた外国人観光客は飲食や買い物など観光施設での不便が減少し、地域議場者は機会損失を防ぐことができよう。

観光先進国を目指す新たな国造りの一環として政府が策定した「明日の日本を支える観光ビジョン」においても、主要な観光地や宿泊施設でのクレジットカード対応100%が目標に掲げられている。

今後も各地域における経済活性化の取り組みが政府のビジョンを後押しすることとなりうる。