中小企業 10連休でフィンテック利用

来るゴールデンウィークに備え、資金繰り対策にフィンテックサービスを利用する企業が増えている。

特に中小企業では急な資金調達が必要となることも少なくないため、メガバンクや地方銀行窓口が休止する連休でも資金調達が可能なフィンテックが注目されている。

大型連休では例年給与や家賃等の支払いが連休前に集中する。

まして、本年のゴールデンウィークは過去に例のない10日にも及ぶ連休となっており、中小企業など小規模な事業者では資金枯渇などトラブルが生じる可能性がある。

インターネット銀行「ジャパンネット銀行」は、中小企業向け会計ソフト開発ベンチャー「freee」(東京)と即日融資サービスで提携しており、企業がソフトに入力した売り上げのデータなどを元に融資の可否を審査し、可能な場合、融資枠を設定する。

このサービスの特徴は融資可能額内であれば何度でも借りることが可能であり、連休中もセブン銀行のATMで引き出すことができることである。

フリーは企業にとり利便性の高い融資サービスの拡大に意欲を見せおり、現時点ですでに利用企業の増加を報告している。

今後連休開始に向け、さらなる利用の拡大が予測される。