SBI・中国の平安合弁 アプリ等導入へ 

SBIネオファイナンシャルサービシーズは、中国の平安グループ完全子会社のAn ke Technology・平安グループの子会社でSBIグループの出資先のOne Connectと合弁会社「SBI One Connect Japan株式会社」を設立することを発表した。

SBIネオファイナンシャルサービシーズは地域金融機関などへの新技術導入を支援する機関として設立されたSBIホールディングスの100%子会社である。

新合併会社「SBI One Connect Japan株式会社」におけるSBIグループの出資比率は60%であり、全出資の半額以上を占める。

One Connect社はフィンテックSaaSプラットフォームを提供しており、2018年12月末時点で590の銀行と72社の保険会社、また2500以上のその他金融機関が同社の金融機関向けスマートフォンアプリやサプライチェーンファイナンスプラットフォーム、リスク判定ツールおよびAIチャットボットなどを利用している。

合弁会社SBI One Connect Japanは、One Connectのスマートフォンアプリなどフィンテック関連技術を日本に導入し、国内の金融機関や事業会社向けにフィンテックサービスの導入を推進する。

フィンテック先進国中国の技術を取り入れることはフィンテックの利用拡大の大きな追い風となろう。