
今月2日、英国のフィンテック企業Checkout.comが2億3000万ドル(約256億円)の資金調達を実施。
それにより、同社の企業価値は約20億ドルに達した。
Checkout.comは2009年にOpus Paymentとして活動を開始し、現在はCheckout.comに社名を変え国際的な決済処理サービスを提供。現在では同業である国際送金のフィンテック企業、Transfer Wiseとの提携もはたしている。
同社のサービスはクレジットカードやデビットカードおよびオンライン銀行やアップルペイなどの様々な決済ツールに対応しており、昨年アムステルダム証券取引所へ上場したオランダのフィンテック企業Adven等とは競合関係にある。
そのような中でこの度Checkout.comが多額の資金調達を実施し企業価値を20億ドルとされたことは、フィンテック領域で激化している競争において世界の有識投資家らより評価されていることを明らかにしている。
同社はフィットネス企業のVirgin Activeやデリバリー企業のDeliverooなど大手企業も顧客としており、今後さらなる利用の拡大を見込まれている。