
今月14日、丸井グループは2019年3月期における連結決算を発表した。
それによると、同グループの純利益は253億円にのぼっており、これは前の期の決算時に発表されたグループ純利益の121%にあたる。
2割強もの純利益増大は丸井グループの自社クレジットカードであるエポスカードなどフィンテック事業による増収増益が大きな要因となっている。
エポスカードは会員を前期より5%多い688万人に伸ばし、同カードを利用した買い物が増えたことも合わせグループの売上収益は前の期から5%増の2514億円となった。
丸井のフィンテック事業における増益は7年連続となる。
その他、丸井グループは百貨店より定期借家契約を結ぶことで収益の安定化を図っており、小売事業における営業利益も29%増加している。
同グループ株式の年間配当は49円から57円へと8円の値上げを起こしている。
丸井は本日より来年3月末までの期間、70億円を上限とした自社株買いを実施する。