
全国信用金庫協会はフィンテックをつかったサービスの安全利用提供に向けて、ソリマチとAPI連携に関する契約を締結した。
新潟県長岡市に本社を置くソリマチは、社長専用資金繰りアプリ「スマホ社長」で会計帳簿を手軽に作成し会社の資金の動きや未来予測値をグラフなどで示すサービスを展開している。
この度の連携では、法人や個人の口座残高・出入金情報がソリマチの会計ソフトに自動で提供されることとなる。
これにより、全国信用金庫協会に加盟する259の信用金庫のうち248信用金庫(合併予定がある信用金庫など以外)でインターネットバンキングを利用する法人及び個人は口座番号や暗証番号を同社へ預けることなく口座残高や出入金の情報を確認することが可能となる。
フィンテックサービスの利用では口座番号など重要な個人情報の漏洩問題が危惧されるが、全国信用金庫協会とソリマチのAPI連携で顧客は帳簿作成や経理業務を安全に行うことができることとなろう。
同サービスは23日より順次利用開始となる予定だ。