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ツケ払いはむしろ新しいサービス!?日本初の店舗でのツケ払いをするBAZZSTORE

手持ちのお金がなくても買い物ができる「ツケ払い」がネット通販などで普及しています。また、リユースショップのBAZZSTOREでは、店舗でもツケ払いが可能になりました。
この記事では、ツケ払いが普及してきている背景と、メリット・デメリットについて解説します。

ツケ払いとは

ツケ払いとは、ネット通販などで買い物をして商品が届いたあと、振込やコンビニなどで代金を支払う方法です。「後払い」ともいいます。

ツケ払いできるネット通販の増加

ツケ払いを採用しているサービスは、「ZOZOTOWN」、「ユニクロ」、「GU」などのアパレル系企業ブランドです。これらの企業がツケ払いを採用している理由は、ネットで購入した服などの返品率が高く、ツケ払いの需要が大きいという点が挙げられます。

ツケ払いの流れは以下の通りです。

商品をネットで購入
商品の発送
請求書の郵送
銀行やコンビニで振り込み

ZOZOTOWN のツケ払い

ツケ払いで話題になったのは、アパレル通販大手スタートトゥデイのZOZOTOWN です。ZOZOTOWN でツケ払いを選択すると、到着した商品とは別に請求書が送付され、その請求書を商品購入日から2か月以内に銀行やコンビニに持参し、振り込むという流れになります。

商品が到着してからの決済なので、試着してから買うことが決められるなど、初めて ZOZOTOWN を利用する人でも安心して取引できます。また、給料日前などで手持ちのお金がない時でも、バーゲンセールなどのチャンスを逃さずに買い物ができるというメリットがあるのです。

ツケ払いの与信審査

ツケ払いはZOZOTOWNのサービスではなく、決済代行企業であるGMOペイメントサービスの「GMO後払い」を利用しています。

そのため、GMOペイメントサービスの与信審査の基準に満たないとツケ払いを利用できません。しかし、与信審査の基準は公開されていないので、仮に審査に落ちても理由を知ることはできません。

ただ、与信審査に落ちるのは以下のような理由が考えられます。

金額が高すぎる

GMO後払いの購入上限額は54,000円です。初回の審査で上限に近い金額を購入しようとすると、与信審査に落ちてしまうことがあります。初めての利用なので、きちんと代金を支払ってもらえるかわからないからです。

初回の利用では、できれば2万円以内に留めるようにしましょう。

他社で未払代金がある

ZOZOTOWN以外で「GMO後払い」を利用していて未払代金がある場合、審査に通るはずがありません。ただ支払い済みでも、業者が入金を確認するのに数日かかることもあるので、余裕を持った支払いをするようにしましょう

信頼性の低いメールアドレスや電話番号

ツケ払いで入力する個人情報として、Hotmailなどのフリーメールや、050から始まるIP電話などを登録すると、与信審査に落ちてしまうことがあります。それらは匿名や無料で登録できるので、信用性が低いのです。

ただ、無料でも利用者が多く、他のアプリや決済サービスと連携しているGmailなどは信頼性が高くなります。なるべく信用性が高いメールアドレスや電話番号を使うようにしましょう。

ツケ払いのメリット

それでは、ツケ払いのメリットについて確認しましょう。

消費者側は安心してショッピングを楽しめる

ツケ払いの一番のメリットは、手元に商品が届いてから支払いができる点。ネットショッピングは多くの人が利用するようになりましたが、顔が見えない取引なので不安を感じる人も少なくありません。

ツケ払いなら商品が手元に届いてから支払いができるので、購入者は安心してネットショッピングを楽しめます。商品の現物を見てから安心して支払いができるため、購買率の向上にもつながります。

未成年でも利用できる

ツケ払いは、未成年でも利用が可能です。もちろん無条件というわけではなく、両親など法定代理人の同意書が必要になります。

カード情報などの入力が不要なため安心できる

ツケ払いは、コンビニや銀行・郵便局などで支払いできるので、クレジットカードを持っていない人でも安心してネットショッピングができます。また、クレジットカード番号を入力する必要がないので、個人情報が盗まれる恐れもありません。

事業者側は売上向上が期待できる

ネットショップを訪れて商品に興味があっても、手持ちのお金がない・支払い手段がない場合は購入できません。

ツケ払いと相性がいいのは、普段クレジットカードを利用せずに現金を使っている主婦や高齢者・学生といわれています。

「手持ちのお金がないけど商品を購入したい」というニーズに合致したサービスなのです。ですから、現金比率が高いショップでも、「カードは持っていなくても、銀行やコンビニなどでツケ払いしたい」というニーズを満たすことができるため、ツケ払いは売り上げに直結しやすくなります。

ツケ払いのデメリット

ツケ払いのデメリットについても確認しておきましょう。

支払期限がある

ツケ払いは支払い期限があります。サービスによって期限は異なりますが、ユニクロやGUでは注文後14日以内、ZOZOTOWNの場合は注文から2ヶ月以内となっています。

利用金額に制限がある

ツケ払いは利用金額に制限があるので、高額商品やツケ払いを多く利用する人は注意が必要です。ツケ払いの利用可能金額は、「他のサービスの支払いを含めて月間54,000円まで」となっているサービスが多くなっています。

代金未回収のリスクがある

ツケ払いは、店舗側にとっても顧客層が拡大するなどメリットが多いのですが、購入者がお金を払ってくれない「滞留のリスク」、つまり商品代金の未回収リスクがあります。購入者に対してしっかり催促しないと、店舗側の損失になってしまうのです。

そのため、ツケ払い決済を導入したい場合は、「債権買取型」のサービスを利用するといいでしょう。債権買取型は、購入者が商品を受け取った後、支払い状況にかかわらず決済会社が商品代金を立て替えてくれます。

店舗側にとって未回収のリスクがなくなるというのは、大きなメリットです。ツケ払い決済で有名なのは、GMOペイメントサービスが提供する「GMO後払い」や、ネットプロテクションが提供する「NP後払い」などがあります。

大手企業などでも利用実績があるので、安心して利用できる決済代行サービスです。

振り込み手数料がかかる

ツケ払いの支払い方法として、銀行振込やコンビニ支払いが一般的ですが、サービスによっ手数料がかかるてことがあります。

ユニクロやGUでは「NP後払い」という決済サービスを利用していますが、銀行振込以外の支払い時(コンビニや郵便局)に手数料は発生しません。一方、ZOZOTOWNが利用している「GMO後払い」では、手数料として324円が発生します。

ツケ払いと比較した場合のクレジットカードの特徴

ツケ払いと比較した場合の、クレジットカードの特徴について確認しましょう。

後払いができる

ツケ払いと同じように、クレジットカードでも後払いができます。

クレジットカードで買い物をしても、口座からすぐに引き落としがかかるわけではありません。使用するカード会社によって異なりますが、翌月以降に口座から引き落としがかかるため、ツケ払いと同じような決済方法が取れます。

手数料がかからない

ツケ払いでは決済手数料がかかります。

たとえば、GMOペイメントを利用すると、決済手数料が324円かかります。一方、毎回の支払いにクレジットカードの一括払いなどを利用すれば手数料は発生しません。ただし、分割払いやリボ払いなど手数料が発生する支払い方法もあります。

ポイントが貯まる

ツケ払いではポイントが発生しませんが、クレジットカードを利用するとポイントを貯めることができます。ポイントを貯める事で、家電製品や食料品などさまざまなものと交換することが可能です。

ネット通販以外にも使える

ツケ払いはネットショップなど特定のサービスでしか利用できません。一方クレジットカードは、スーパーでの買い物や家賃・光熱費の支払いなど、ネットショップ以外でも利用できます。

実店舗でのツケ払いを実現するBAZZSTORE(バズストア)

BAZZSTORE会社概要

BAZZSTOREは、ハチの羽音から口コミを意味する「buzz」、すべてを含むという意味を持つ「az」、リユースでつながりを提供する場所にしたいという想いが込められていて、都内で11店舗、インターネットショップ10店舗を展開するファッションアイテムのリユースショップです。

リユースショップBAZZSTOREを運営する株式会社リンクは、コイニー株式会社が提供する後払いサービス「ツケ払い powered by Coiney(以下ツケ払い)」を2019年5月に開始。

ツケ払いの支払期限は購入日より最長2カ月後で、欲しい物があった時に手持ちのお金がなくても、その場で購入できるサービスです。

ツケ払い導入の背景

BAZZSTOREが取り扱っている古着や中古品などのリユースアイテムは、1点1点状態が異なります。誰かに買われてしまうと、どんなに欲しい商品でも手に入らなくなってしまいます。

しかし、ツケ払いサービスを利用すれば、手持ちのお金がなくても商品を購入できるのです。数カ月の試験導入で顧客満足度も高かったことから、実店舗でも正式に導入されました。

サービス内容

サービス開始は2019年5月20日、全店舗で利用できます。ツケ払い限度額は2万円、利用手数料は540円(税込)です。

利用方法

スタッフに電話番号を伝える
受信したSMSのリンクをタップして内容を確認し、ツケ払いを申し込み。
2カ月以内に指定のコンビニエンスストアかPay-easyで精算

まとめ

ZOZOTOWNやユニクロ、GUなどのアパレル系企業で「ツケ払い」サービスが広がっています。

支払い額の上限が5万円前後のサービスが多いものの、クレジットカードが使えない主婦や若い世代にとって非常に便利なサービスです。

ただし、計画性を持たずに無闇やたらに買い物をしてしまうと管理がしきれなくなってしまいます。ツケ払いを計画的に利用して、買い物を楽しむようにしましょう。