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フィンテックアワード2019審査員特別賞を受賞したAccount Trackerの魅力とは

Account Trackerとは

Account Trackerは、複数のクレジットカードや銀行口座などの金融情報を、一括で取得できるサービスです。

出典: MirokuWebcashInternational

会計ソフトや経費精算アプリ・家計簿アプリなど、あらゆる形でさまざまなサービスに活用できます。

フィンテックアワード2019審査員特別賞を受賞

Account Trackerは、2019年9月に開催された、フィンテックのシステム開発コンテストである「フィンテックアワード2019」で、審査員特別賞(スペシャルジュリーアワード)を受賞しました。
フィンテックアワード2019は、フィンテックシステム開発者を育成し、市場の拡大に貢献することを目指して開催されたアワードです。フィンテックの業界団体である「フィンテックガーデン」により創設されました。

⦁ エンドユーザーが複数の金融情報を簡単に管理できる
⦁ サービス提供ベンダーは、データ活用が簡単に行える利便性の高いシステムを開発できる

という2点が評価されての受賞となりました

導入事例1:LINE Pay株式会社

2018年11月に、LINE Pay株式会社が提供する家計簿・資産管理サービス「LINE家計簿」にAccount Trackerが採用され、11月12日から連携を開始しました。

これまでAccount Trackerは、銀行口座や、電子マネー・クレジットカードなど基本的な金融アカウントの情報取得に対応していましたが、新たに保険や証券・投資信託といった幅広いカテゴリーに対応。 LINE 家計簿を通じて、ユーザーに利便性の高いサービスを提供します。

家計簿・資産管理サービス「LINE家計簿」は、LINE Payはもちろん、クレジットカードやインターネットバンキング・EC サイトなどの金融機関サービスと連携しており、Account Tracker導入により、LINEのプラットフォーム上で日々の収入や支出状況、資産データの管理が可能になり、管理や決済というお金の流れを「見える化」できるのです。

出典:ミロク情報サービス

導入事例2:株式会社ネストエッグ

自動貯金サービス「finbee(フィンビー)」を運営する株式会社ネストエッグは、Miroku Webcash International株式会社と連携し、クレジットカード決済でもフィンビーで貯金ができるようになりました。

フィンビーは、は目標金額や貯金の目的・貯金のルールが簡単に設定でき、顧客のライフスタイルに合わせた貯金をサポートするサービス。2016年12月にサービスを開始し、幅広い層が利用しています。

今回の連携で、貯金ルールの「おつり貯金」がより充実します。おつり貯金とは、フィンビーの貯金ルールの一つで、支払った金額に対し切りの良い金額(100円・500円。1000円)で支払った場合のおつりに相当する金額を貯金する仕組みです。

たとえば、350円のものを買って500円で支払った場合には、150円を貯金します。

これまでは銀行が発行するデビットカードで支払いした場合にのみ「おつり貯金」ができましたが、さらにクレジットカード会社が発行するクレジットカードで支払いをした場合でも、Account Trackerを利用して「おつり貯金」をすることが可能になったのです。

出典:Finbee

導入事例3: ビズソフト株式会社

ビズソフト株式会社は、2018年4月に主力製品である「ツカエル会計18」「ツカエル青色申告18」に、金融機関連携サービスを導入しました。金融機関連携サービスは、Account Trackerを搭載しています。

複数のクレジットカードや銀行口座の明細情報の取得から、「ツカエル会計18」「ツカエル青色申告18」への仕訳データとしての取り込みまで金融機関連携サービスが行うため、今まで手入力で行われていた仕分け作業の大部分が機械化されます。この結果、入力ミスや作業時間の大幅削減が可能になったのです。

また会計事務所では、金融機関連携サービスにより、顧問先が更新した明細情報を「ツカエル会計18」を利用して取り込むことが可能になります。

出典:ビズソフト

Account Trackerの5つの魅力

Account Trackerは、複数の銀行や証券・保険など金融機関の情報を集約するアカウントアグリゲーションサービス。

アカウントアグリゲーションサービスとは、利用者が複数の金融機関に持つ口座残高や利用履歴・入出金履歴などの取引情報を、スマホやパソコンなどで一覧表示するもので、金融情報を対象としたサービスです。

Account Trackerと連携することで、各金融機関の残高や取引明細を自動的に取得できます。複数の金融機関サービスへログインする煩雑な作業がなくなり、作業効率やサービスの利便性を大幅に向上できるのです。

それでは、Account Trackerの魅力について詳しく解説します。

1.金融情報を高速取得

Account Trackerは、銀行や証券会社などの金融機関から情報を高速で取得できるAPIを提供しています。APIは、Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)の略で、ソフトウェアの機能を共有する仕組みです。

API が用意されていれば、一からプログラミングを組む必要ありません。必要に応じて API を利用し、効率的に開発を進めることができるのです。

2.柔軟なニーズへの対応

Account Trackerは、さまざまな金融機関に対応していますが、顧客のニーズに応じて証券や銀行・電子マネー・ポイントカードなど必要なカテゴリーのみの導入も可能です。顧客のサービスに応じて、柔軟にAccount Trackerを利用できます。

3.迅速な開発対応

顧客の要望に合わせた新しい金融機関や、その他の機関の追加開発にも対応可能。新たな API をスピーディーに提供することにより、顧客のサービス拡充を支援します。

4.安心のサポート体制

API段階から導入後まで、経験豊富なスタッフが一貫して顧客をサポートします。トラブルが発生しても、スタッフが迅速に対応するので、安心してAccount Trackerを導入できます。

5.AI機能搭載

AI(人工知能)を利用して、取得した金融情報をカテゴリー別に自動で分類。自動で分類したカテゴリーは、任意のカテゴリーに変更できます。さらにAIによる学習機能により、サービスの利便性を向上できます。

Account Trackerの3つの活用事例

活用事例1:会計ソフト

経理部門が会計ソフトを銀行と連携させるためには、それぞれの銀行のIDとパスワードを入力して、明細を取得する必要があります。一つひとつ確認に時間を取られるので、手間がかかり大変でした。

しかし、Account Trackerと会計ソフトを連携させることで、銀行の取引明細などを自動的に取り込むことができます。また会計ソフトの自動仕分け機能とAccount Trackerを連動させることで、仕分け作業の効率化につながります。

Account TrackerはAPIを提供しているので、オンプレミス(自社運用)・クラウドどちらの環境でも対応できます。

出典: MirokuWebcashInternational

活用事例2:家計簿アプリ

家計簿アプリでカード会社や銀行を個別に登録している場合、預金残高やクレカ明細入力を一つずつ行わなければなりません。これだと面倒で、なかなか続かないというデメリットがありました。

しかし、Account Trackerを利用すれば、家計簿アプリに取引明細が自動的に取り込まれるため、ユーザー入力の手間を省けます。ユーザーは家計簿アプリをチェックするだけで済み、家計簿アプリの使い勝手や魅力が向上し、ユーザー離れの防止やユーザー数の増加につながるのです。

活用事例3:経費精算アプリ

交通系の IC カード(モバイル Suica・ICOCAなど)を利用したり、カード会社で決済したりすると、一つずつIDやパスワードを入力し、閲覧・印刷する必要がありました。明細を手入力するので、時間と手間がかかっていたのです。

しかしAccount Trackerでは、クレジットカードの利用明細や交通系 IC カードを自動的に取り込むことができます。これにより面倒な手入力がなくなり、経費申請の手間や時間が大幅に削減されるのです。

また、申請者の利便性が向上することはもちろんのこと、経理担当者の金額チェック作業なども大幅に軽減されるというメリットがあります。

まとめ

Account Trackerは、スクレイピング技術を用いて銀行や証券会社など複数の金融機関情報を一括で取得できるサービス。銀行口座の残高情報や、クレジットカードの利用明細だけでなく、株や投資信託、電子マネーなど2600を越える金融機関の情報取得に対応しています。

LINE Pay株式会社やビズソフト株式会社など大手企業での導入も進んでいます。利用者だけでなく、経理担当者などの手間を省けることも大きなメリットです。

フィンテックアワード2019審査員特別賞を受賞したAccount Trackerは、今後ますます利用が広まっていくことが期待されます。