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富士通、三井住友銀行の融資電子契約システムを構築 – finAsol

富士通、三井住友銀行の融資電子契約システムを構築


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富士通は3月4日、三井住友銀行の融資電子契約システムを構築し、2月より稼働を開始したと発表しました。この新システムでは、取引印の押印の代替として電子署名を活用することにより、融資の契約手続をWeb上で完結できるようになっています。融資取引における電子契約の導入は、邦銀初の取り組みです。

また、従来、手作業で実施していた契約書類の確認プロセスにおいても、タッチパネルディスプレイを活用した新たな融資事務管理システムを構築し、点検の効率・精度向上、および電子契約書類の点検から保管までの一貫したペーパーレス化を実現しています。

富士通はこれらの新システムを、業務プログラム開発支援ツール「FUJITSU Software Interdevelop Designer」とアプリケーションフレームワーク製品「FUJITSU Software INTARFRM」をベースにシステムを構築しました。

以下に、富士通のニュースリリースを引用します。

三井住友銀行様の融資契約プロセスを刷新
邦銀初の融資電子契約システムと、融資事務管理システムを構築

富士通株式会社
2016年3月4日

当社は、株式会社三井住友銀行(本社:東京都千代田区、頭取兼最高執行役員:國部 毅、以下、三井住友銀行)様の融資電子契約システム(注1)を構築し、2016年2月より稼働を開始しました。電子署名(注2)を活用したことで、取引印の押印に関わる時間や場所の制約を受けずに契約手続を進めることが可能となり、Web上で一連の契約手続を完結できるシステムを構築しました。本システムにより、融資の契約手続に要する期間を短縮することが可能となります。融資取引における電子契約の導入は、邦銀初の取り組みです。
また、契約書類の確認プロセスにおいても、タッチパネルディスプレイを活用した新たな融資事務管理システムを構築し、点検の効率・精度向上、および電子契約書類の点検から保管までの一貫したペーパーレス化を実現します。

当社は、今後も三井住友銀行様のICTを活用した銀行業務プロセス改革や、新たな金融サービスの創出を支援するとともに、金融サービス利用者の利便性向上を図っていきます。

背景

三井住友銀行様は、お客様の様々なニーズに幅広く対応できるよう、最先端のICTを活用した新たな金融サービスの創出に取り組まれています。その一環として、邦銀初となる融資取引における電子契約システムと、電子契約書類の点検から保管までの一連のプロセスをペーパーレス化する新たな融資事務管理システムの導入を決定し、システム構築を進めてきました。先行的な取り組みとして、2015年5月より当座借越契約の融資枠内での借り入れの申込みを、Web上での手続だけで可能にする「Web借越サービス」の提供を開始しています。

構築したシステムの特長と導入効果

当社は、株式会社日本総合研究所様(注3)とともに三井住友銀行様の法人ネットチャネルシステムの構築に携わってきたノウハウを生かしながら、当社の業務プログラム開発支援ツール「FUJITSU Software Interdevelop Designer(インターデベロップ デザイナー)」(注4)とアプリケーションフレームワーク製品「FUJITSU Software INTARFRM(インターファーム)」(注5)をベースにシステムを構築しました。

1. 融資電子契約システムによる契約手続の時間短縮とペーパーレス化の実現

従来の融資取引は紙をベースとした契約手続で、契約書類の内容確認や取引印の押印のために、融資先企業と銀行の各担当者が互いに行き来したり、郵便でやりとりをしたりする必要がありました。また、契約書類の印刷や保管に加え、収入印紙の貼付も必要でした。

今回構築した邦銀初の融資電子契約システムを利用することにより、取引印の押印の代替として電子署名を活用し、融資の契約手続をWeb上で行えるようになり、契約手続に要する時間を短縮することが可能となります。さらに、契約書類への収入印紙の貼付が不要になるのに加え、契約内容の確認もWeb上で可能になるため、契約書の控えを保管するスペースが不要となり、融資先企業のコスト削減にも寄与できます。

2.融資事務管理システムによる契約書類の点検作業効率化

従来、融資先企業から紙で受領した契約書類は融資事務処理拠点に搬送され、紙をベースとして手作業で点検を行っていました。そのため、点検に時間がかかっていたのと同時に、点検が完了した書類を保管するスペースを準備しておく必要がありました。

新たに構築した融資事務管理システムは、Web経由で電子的に融資事務処理拠点に送付される契約書類を、点検用のタッチパネルディスプレイに画像として映し出して点検することにより、点検の効率化を図るとともに、点検のための契約書類の印刷が不要となることによって、ペーパーレス化が実現できます。

今後の展開

当社は今後も、三井住友銀行様の融資取引以外の銀行業務の電子化や、新たな金融サービスの創出に向け、ICTを活かした支援を継続していきます。
(以下、省略)

 

(参照)富士通のニュースリリース

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/03/4.html