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EC不正検知事業の「かっこ」、FinTechファンドなどから3.8億円を資金調達 – finAsol

EC不正検知事業の「かっこ」、FinTechファンドなどから3.8億円を資金調達


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ECにおける不正検知事業などを手がける「かっこ」は4月1日、「FinTechファンド」等を運営するSBIインベストメント、日本ベンチャーキャピタルおよび静岡キャピタルの3社から、総額3億8千万円の資金調達を行ったと発表しました。

かっこは、EC業界向けの不正検知クラウドサービス「O-PLUX」の提供や、決済メニューの導入に関する決済コンサルティング事業、社内外のビッグデータを可視化提供するサービス「2visualize」などの統計解析事業を展開しています。

同社は今回調達した資金使途について、AIの活用などによる更なる不正検知機能の高度化を図るほか、不正検知技術を金融分野に広げ、銀行預金等のネット口座での不正ログイン、不正送金を検知するサービスを展開するとしています。さらに、金融機関・決済事業者等が行うトランザクションレンディングを始めとする新たな融資サービスに向けて、与信審査ロジックを提供する事業にも進出するとのこと。

今後の同社の事業展開に注目です。

以下に、かっこのニュースリリースを引用します。

「Fin Techファンド」を運用するSBIインベストメントなど3社を引受先とした総額3.8億円の第三者割当増資実施
― EC市場で培った不正検知技術を金融分野のソリューションに本格拡大 ―

かっこ株式会社
2016年4月1日

ECにおける不正検知事業、決済コンサルティング事業、ビッグデータの統計解析事業を展開している、かっこ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:岩井裕之)は、SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)の子会社で、「Fin Techファンド」等のベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉)、日本ベンチャーキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:奥原主一)および静岡キャピタル株式会社(本社:静岡清水区、代表取締役:水谷林蔵)の3社を引受先とする第三者割当増資を4月1日までに実施し、総額3億8千万円を調達いたしました。

■資金調達の目的について

当社はこれまでECにおける未払いや詐欺などの不正な注文を検知するサービス「O-PLUX」(後述)を提供してまいりましたが、この度の資金調達によって、EC市場における不正対策のデファクトスタンダードとなるべく、AIの活用などによる更なる検知機能の高度化を図るとともに、EC市場で培った不正検知技術を金融分野に広げ、銀行預金等のネット口座での不正ログイン、不正送金を検知するサービスを展開いたします。
加えて、金融機関・決済事業者等が行うトランザクションレンディングを始めとする新たな融資サービスに向けて、与信審査ロジックを提供する事業に進出いたします。

■第三者割当増資について

引受額 3億8千万円
引受先
  • ・Fin Techビジネスイノベーション投資事業有限責任組合(SBIインベストメント株式会社)※
  • ・SBIアドバンスト・テクノロジー1号投資事業有限責任組合(同上)
  • ・SBIベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合(同上)
  • ・SBIベンチャー企業成長支援2号投資事業有限責任組合(同上)
  • ・SBIベンチャー企業成長支援3号投資事業有限責任組合(同上)
  • ・SBIベンチャー企業成長支援4号投資事業有限責任組合(同上)
  • ・NVCC7号投資事業有限責任組合(日本ベンチャーキャピタル株式会社)
  • ・静岡キャピタル6号投資事業有限責任組合(静岡キャピタル株式会社)

※「Fin Techビジネスイノベーション投資事業有限責任組合」( 同ファンド設立プレスリリースより)

SBIインベストメントが有する成長分野への投資の実績・経験と、SBIグループが培ってきたオンライン金融事業の知見を活用し、成長著しいFinTech分野の有望なベンチャー企業に投資するファンドです。出資者(主に金融機関やFinTechに関連する事業会社)と投資先企業とのオープンイノベーションを支援し、投資先企業のバリューアップを行うと共に、出資者によるFinTechの導入・活用を推進します。

■当社事業について

当社は、EC業界で7,000を超えるWebサイト・サービスでの導入実績があるSaaS事業「O-PLUX」を提供する不正検知事業、EC事業のノウハウを生かした決済メニューの導入に関する決済コンサルティング事業、社内外のビッグデータを可視化提供するサービス事業「2visualize」を始めとする統計解析事業を展開しています。

1.O-PLUX(不正検知事業)

『O-PLUX』は、EC・通販サイトにおける不正取引を独自のアルゴリズムで解析して注文時にリアルタイム検知を行い、事業者が目視審査や未回収の処理に掛けているコストの削減と、審査精度および審査速度の向上を実現させるSaaS型ソリューションです。

O-PLUX

2.決済コンサルティング事業

EC事業に携わってきたノウハウに基づき、クレジットカード・後払いなどの決済メニューを揃えるだけではなく、料率の問題や未払い増加などEC事業者様の利益を圧迫する要因を未然に防ぐようコンサルティングを実施し、消費者満足と利益最大化の両立を提案するサービスです。

決済コンサルティング事業

3.統計解析事業

統計解析事業では、数理技術を使ったソリューションを事業化しています。
レポート生成の自動化やグラフ化、判断材料の「見える化」を実現する『2visualize』をはじめ、ビッグデータの解析、処理の自動化、最適化を用いて、信販会社やコールセンター、広告代理店などのクライアント企業に対し、課題解決や、現場のネクストアクションに直結するサービスを設計、提供しています。

2visualize

(以下、省略)

 

(参照)かっこのニュースリリース

http://cacco.co.jp/information/company/3403/