
千葉銀行などの「TSUBASA金融システム高度化アライアンス」加盟6行は10月12日、日本IBMとともに、「TSUBASA FinTech共通基盤」の開発に着手したと発表した。
この共通基盤は、FinTech企業などの外部事業者が、オープンAPIを活用して同一の仕様で接続できるようにするもの。
安全性を確保した認証方法により、インターネットバンキング契約のない顧客でも各種のAPIとデータ連携することができるにする。
またサービス接続の第一弾として、来春には、ネストエッグの自動貯金サービス「finbee」とマネーフォワードの自動家計簿サービス「Money Forward」の提供を予定している。
今年の銀行法の改正により、金融機関は来年3月までに、オープンAPIなどによるFinTech企業との連携方針を公表することが義務付けられた。
各金融機関におけるオープンAPIへの取組みがより一層加速してきたと言えそうだ。