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CLOのカンム、独自のVisaプリペイドカードを発行へ – finAsol

CLOのカンム、独自のVisaプリペイドカードを発行へ


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Card Linked Offer(CLO)サービスなどを手掛けるカンムは7月11日、今夏を目処に自社独自のVisaプリペイドカード「Vandle」を発行すると発表した。

カンムは2013年からクレディセゾンなどとと提携し、クレジットカードデータを用いたターゲティング広告を行うCLOサービスを運営しているFinTEch企業。

今回発表した「Vandle」は、クレジットカードを持てない高校生やクレジットカードに抵抗のある大学生をターゲットとした、Visaブランドのプリペイドカード。インターネットでの買い物専用のバーチャルカード(アプリ)と、リアルの店舗でも使えるリアルカードの2種類を提供する。

Vandleカードでは、買い物を行った後すぐにアプリ上の履歴を更新するほか、アプリ上からバナー広告を排除し、店舗のポイントカードの代わりとして使うことなどを計画中。

また、Vandleカードはカード発行手続きに必要となる情報をユーザーID、パスワード、生年月日、電話番号の4つだけに絞り、発行手続きを最少にするとしている。

以下に、カンムのニュースリリースを引用する。

カンム、自社カード『Vandle』をVisaプリペイドカードとして発行予定

株式会社カンム
2016年7月11日

株式会社カンム(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:八巻渉 以下、カンム)は、Visaのプリペイドカードを2016年夏を目処に発行いたします。

Vandleのティザーサイトを発行に先駆けて公開いたしました。
https://vandle.jp/

【会社紹介】
弊社は、2013年から大手クレジットカード会社と提携し、「Card Linked Offer(以下CLO)」を運営してまいりました。CLOは、クレジットカードデータを使ったターゲティングと、導入設備が一切不要なことが特徴のカード決済インフラを活用した店舗への送客手法です。既に200社近くの加盟店様の利用実績があります。

【背景】
CLOを通じて、すぐに作れない、使った金額がわからない、といった今のカードの不便なところ、敷居の高さを感じていました。さらには、CLOで加盟店様への送客を行っていますが、様々なインフラの制約があり、広告をいかに多く見せるか?という意思決定になりがちで、本当の意味でお客様と加盟店をつなぐものにできていないと感じ、インフラから再構築したいと考えていました。

【カード発行で目指すこと】
Visaのプリペイドカードとは、インターネット決済や店舗でVisaのクレジットカードと同様に利用できる、先に金額をチャージして使うタイプのカードです。

弊社は、このVisaプリペイドカードの仕組みを使って「シンプルでわかりやすいカードを作る」をテーマに、カードを設計しました。

■誰でもすぐに作れる
クレジットカードは18歳かつ大学生以上、与信審査もあって通るからわからない。作り方がわからない。そのハードルをとっぱらって誰でも作れるようにしました。また、アプリを入れて会員登録したらその場でカード番号をお知らせしてすぐにネットで使えるようにしました。カード作成の敷居を下げ、必要な人にすぐ使っていただけるようになっています。

■お店で使ったらすぐに分かる
クレジットカードだといくら使ったのか、月毎じゃないとわかりません。そこを、リアルタイムに利用を通知したり、今日はいくら使ったか?今週はいくら使ったか?をわかりやすく提示することで、カードの利用を管理し、使い過ぎないようにできます。

■広告であふれない
多くのカード会社は、金融商品のレコメンドや加盟店送客のために色々な広告を会員に送っています。しかし、その多くは自分に関係なく、カード会社のサイトから足を遠のけている理由の一つになっています。そこで、アプリ上からバナー広告を一掃し、自分の興味のある情報だけにアクセスできるように致しました。具体的には、自分の行ったことのあるお店の情報が関連付けて出てくる、そのカードがお店のポイントカードの代わりになるなど、CLOで培った技術を駆使して会員と加盟店のコミュニケーションができるようなものにしたいと考えています。

■ユーザー接点は全て自社開発
TIS株式会社の協力により、決済の基幹システム(PrepaidCube#)と、弊社で開発するアプリやWebなどのユーザー接点のシステムをフレキシブルな形で連携しています。これにより、Webサービスと同じくらいの開発スピードで、カードサービスを改善していくことが可能です。

【発行するカードの内容】
■初期ターゲット
初期フェーズで、自社発行のカード『Vandle』を提供する予定です。メインターゲットは、現在クレジットカードを持てない高校生、クレジットカードに抵抗のある大学生を想定しています。

ネット決済の際、クレジットカードを持っていなくて、親のカードを借りたり、代引・コンビニ決済で手数料を払っている人に、アプリをインストールしたらすぐにカード番号が割り振られ、キャリア決済といった方法でチャージしたらすぐに使える、という体験を提供します。

特にこれからは、若年層を中心にスマホで単語帳を買う、学校で支給されたiPadで参考書を章単位で購入する、といった少額でのインターネット決済が増えていくと考えており、そのシーンに最適なカードとして提供したいと考えています。

■データ解析に注力
決済手数料が下がっていくトレンドの中、データの活用が重要と考えており、CLOをはじめとした加盟店マーケティングにも力を入れていきます。決済とマーケティングに関する領域にて特許も複数取得しております。

[特許第5843983号] 会員向けターゲティング広告提供システムおよびその方法
[特許第5920949号] コンテンツ表示サーバおよびその方法
[特許第5944441号] カード決済データクレンジングシステムおよびその方法

■提携カード
既に複数の大手企業との提携も進めており、『Vandle』のプロモーションだけでなく、提携先のロゴ等を記載した提携カードの発行も予定しております。あらゆる事業者に中立的な立場で様々な企業と提携して会員の裾野を広げ、コンテンツを充実させていきます。一例として、ポイントの仕組みをユーザーに提供しているWebサービスと提携して、そのポイントをリアル店舗でも使えるようにする、という提携カードの発行も計画しております。

【発行スキーム】
2016年6月21日付で、資金決済法の第三者型前払式支払手段の許認可を取得いたしました(関東財務局長第00690号)。これにより日本の法律上、弊社が発行主体としてカードを発行することが可能になりました。また、大手クレジットカード会社様の協力により、Visaプリペイドカードの発行も可能となりました。

【今後の展望】
今後、決済データ解析の強みを活かして、自社で与信モデルの開発を行ってまいります。新しい与信モデルにより、既存の与信方法ではカードを作れなかった層にも、クレジット機能を提供し、カード全体のマーケットを大きくしていきます。

(以下、省略)

 

(参照)カンムのニュースリリース

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000012797.html