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2016年Q1のFinTech投資はアジアを中心に増加 – アクセンチュア調査 – finAsol

2016年Q1のFinTech投資はアジアを中心に増加 – アクセンチュア調査


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アクセンチュアは世界のFinTech動向に関するレポートを公表し、2016年第1四半期におけるFinTech企業への投資額は、アメリカでは成熟傾向を見せる一方で、ヨーロッパやアジアでは引き続き大幅に増加したことを明らかにしました。

この「FinTech and the evolving landscape(フィンテックとその進化状況)」と題されたレポートによると、2010年から2015年の6年間で約2,500のFinTech企業に総計約500億ドル(約5兆円)が投資され、特に2015年は約223億ドルが投資され前年より75%も増加しました。

2016年第1四半期も引き続き、アジア・太平洋地域を中心に約53億ドル(約5300億円)が投資され、前年同時期より67%増加しています。

2015年第4四半期はFinTech投資額が初めて減少していたほか、11月の米SquareのIPOが不調だったことや英国の有力FinTech企業Powaが2月に破産したことなど、最近、FinTech企業の成長力に対して懐疑的な見方が広がってきていました。

今回の調査では、これまでにFinTechの中心地だったシリコンバレーやニューヨーク、ロンドンといった都市では投資活動が成熟傾向を見せる一方で、スウェーデンや中国、インドといった国でFinTech投資が大幅に増加したことにより、世界全体としてもFinTech投資が増加したことを示しています。

特にアジア・太平洋地域における2015年のFinTech投資は前年の約4倍になり、世界全体でも約20%を占めるまでに拡大しています。アジア・太平洋地域の投資内訳を見ると、中国が45%、インドが38%を占めており、この2カ国が投資の中心地になっていることがわかります。日本における投資額は、残念ながらわかりません。

今後、アジア・太平洋地域におけるFinTech投資がどこまで拡大するのか、注目です。

また、このレポートでアクセンチュアは、FinTechを既存金融機関に対して「協力的なFinTech」と「敵対的なFinTech」に分類した上で、近年は「協力的なFinTech」がアメリカやアジア・太平洋地域で成長していることを示し、既存金融機関はオープンで協働的に行動すべきであるとしています。

(参照)アクセンチュアのニュースリリース

http://www.fintechinnovationlablondon.co.uk/pdf/Fintech_Evolving_Landscape_2016.pdf