オリコとベリトランス、モバイル端末利用の決済サービス「mPOS」を提供開始

オリコは4月25日、ベリトランス社の決済サービス「VeriTrans mPOS」を採用して、決済サービス「mPOS」を新たに提供すると発表しました。

このサービスでは、専用のカード決済端末をスマートフォンやタブレット端末とBluetooth接続をすることによりカード決済が可能となります。これまでのレジ横に設置していたカード決済端末とは異なり、場所を選ばずクレジットカード決済が可能となるほか、パソコンで閲覧できる管理者サイトも提供されるため、売上管理も可能です。

現在、一般に提供されているモバイル決済サービスは、1回払い・2回払いのみ対応するケースが多いのですが、「mPOS」の場合はリボルビング払いにも対応済み。また、国際カードブランドは「MasterCard」と「Visa」の2ブランドになっています。

今回の両社の協業は、「VeriTrans 3G」を採用し2014年1月よりオリコが提供開始したEC事業者向けのオンライン決済サービス「OricoPayment Plus」に続く第2弾。オリコとベリトランスは今後も引き続き、顧客にとって最適なサービスを追及するとしています。

以下に、オリコのニュースリリースを引用します。

オリコ、クレジットカード決済サービス「mPOS」を提供開始
~分割払い・リボ払いにも対応可能なモバイル決済サービス~

オリエントコーポレーション
2016年4月25日

株式会社オリエントコーポレーション(東京都千代田区、代表取締役社長:齋藤 雅之、以下「オリコ」)は、4月25日より、ベリトランス株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:篠 寛、以下「ベリトランス」)が提供する、モバイル(スマートフォンやタブレット)端末を使ってクレジットカード決済ができる「VeriTransmPOS(ベリトランス エムポス)」を採用した決済サービス「mPOS」の提供を開始いたします。

「mPOS」では、今後成長が期待されるモバイル決済市場において、お客さまのニーズに幅広くお応えできる利便性の高い決済サービスにするために、1回払いの他、分割払いやリボルビング払いにも対応しました。

また、今回の両社の協業は、ベリトランスが提供するマルチ決済サービス「VeriTrans 3G」を採用し、2014年1月よりオリコが提供開始したEC事業者向けのオンライン決済サービス「OricoPayment Plus」に続く第2弾となります。オリコとベリトランスは今後も引き続き協力し、お客さまにとって利便性の高い最適な決済サービスを提供してまいります。

■モバイル決済サービスについて

モバイル決済サービスは、近年登場した新しいクレジットカード決済手段です。オリコのモバイル決済サービスは、専用のカード決済端末をスマートフォンやタブレット端末とBluetooth(※)接続をすることによりカード決済が可能となります。
今までのレジ横に設置していたカード決済端末とは異なり、端末の固定が不要で場所を選ばずどこでもクレジットカード決済が可能となります。カード番号情報は暗号化した上で通信され、スマートフォンやタブレット端末には一切保存されないため、安心してご利用いただけます。また、パソコンで閲覧できる管理者サイトも提供されるため、売上管理も容易に行うことが可能です。
※デジタル機器同士の無線通信を行う技術で、通信可能距離は10m以内の近距離

■「mPOS」の特長

(1)分割払い、リボルビング払いに対応

現在、一般に提供されているモバイル決済サービスは、1回払い・2回払いのみ対応するケースが多いですが、「mPOS」の場合は1回払い、分割(3~24回)払い、リボルビング払いに対応しているため、お客様の分割支払いニーズにもお応えできます。
※分割払い、リボルビング払いの設定をご希望の場合は別途プリンターの購入が必要となります。

(2)クレジットカード加盟店契約はオリコが代行

mPOSの取扱い国際カードブランドは「MasterCard」と「Visa」の2ブランドで、オリコと加盟店契約をすることで2ブランドのお取扱いが可能となります。また、カードご利用代金もオリコが一括でお立て替えするため、業務の効率化が図れます。

(以下、省略)