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クレディセゾンとデジタルガレージは5月16日、クレディセゾンが保有するデータを活用する「プライベートDMP（Data ManagementPlatform）」（セゾンDMP）を共同で構築したと発表した。
プライベートDMPとは、企業が保有する顧客・会員データ、取引データ等を統合的に管理した上で、様々なデータ分析や情報配信を行うことでデジタルマーケティング活動全体を最適化するプラットフォームのこと。
今回、デジタルガレージなどが開発したDMPサービス「BIG MINING Private」をクレディセゾン向けにカスタマイズして構築した。
クレディセゾンではこれまで、カード会員の属性データやカード利用情報、ネットサービス利用データ等のデータを複数のシステムで分散管理していたが、今回、セゾンDMP上にデータを統合。さらにデジタルガレージの機械学習等のデータ解析技術を用いて、行動データの相関性やカード会員の類似性を解析することで、パーソナライズされた最適な情報配信を行うことを可能とした。
従来の画一的な情報配信ではなく、パーソナライズされたタイムリーな情報配信を実現する。さらに、法人顧客に対してもビッグデータを活用した集客施策をはじめ、リサーチ、販売促進支援などマーケティングソリューションの提供にも取り組む予定。