りそなホールディングスは1月11日、傘下のりそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行の3行において、顧客が他行のキャッシュカードを使って取引をした際に、誤った金額でATM手数料を引き落としていたと発表した。
この事案が発生したのは、1月9日(月・祝)と1月10日(火)の2日間。1月9日は、最大で39,000件(約420万円)の過少引き落としが発生し、1月10日は逆に、18,989件(約205万円)の過大引き落としが発生した。
以下に、りそなホールディングスのニュースリリースを引用する。
ATM手数料の誤った引き落としについて
株式会社 りそな銀行
株式会社 埼玉りそな銀行
株式会社 近畿大阪銀行
2017/1/11
この度、りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行ならびに一部のコンビニエンスストアのATMで、弊社グループ以外の金融機関のキャッシュカードを使ってお取引をいただいた際に、誤った金額でATM手数料を引き落としていたことが判明いたしました。
弊社といたしましては、この度の事態の発生を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります。お客さまには多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
1. 事案の概要
2017年1月9日(月・祝)ならびに1月10日(火)の以下時間帯のATMご利用手数料のシステム設定に誤りがあり、この時間帯にりそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行ならびに一部のコンビニエンスストアのATM※1を、弊社グループ以外の金融機関のキャッシュカードを使ってお取引をいただいたお客さまの口座から誤った金額でATM手数料を引き落としておりました。
・2017年1月9日(月・祝)時間帯/8:45~18:00
(本来より少なく引き落とし)最大※2 39,000件 約420万円
・2017年1月10日(火)時間帯/8:45~12:59
(本来より多く引き落とし)18,989件 約205万円
※1バンクタイムATM、イーネットATM・ローソンATMの一部
※2現在、関係する金融機関に確認を行っております。
2. 復旧の状況およびお客さまへの対応
1月10日(火)の12:59までにシステム設定の修正処理を完了し、復旧しております。
1月10日(火)に本来よりも多く手数料を引き落としさせていただいたお客さまには、関係する各金融機関と調整をさせていただいたうえで、差額分をお客さまの口座にご返金させていただきます。(お客さまによるお申出やお手続きは不要です。)
1月9日(月・祝)に本来よりも少なく手数料を引き落としさせていただいたお客さまについては、差額分の請求はさせていただきません。
(以下、省略)
(参照)りそなホールディングスのニュースリリース
http://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/resona_c/20170111_1a.html