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肥後銀行、信用情報機関へのデータ更新漏れ 約3万件

肥後銀行は2月21日、信用情報機関に登録すべき顧客の個人信用情報について、1年以上に亘って一部の更新処理がなされていなかったと発表した。

更新漏れが発生したのは、平成27年4月から平成28年8月の間で、対象件数は延べ29,500件。そのうち、他行の融資審査業務等に影響を及ぼした可能性があるのは、全国銀行個人信用情報センター(個信センター)向けで378名、日本信用情報機構(JICC)向けで3,698名となっている。

同行では、業務管理・検証態勢の強化に努めるとしている。

以下に、肥後銀行のニュースリリースを引用する。

信用情報機関への個人信用情報の登録データ更新漏れに関するお詫びとご説明

肥後銀行
2017/2/21

このたび、当行が、共同利用として信用情報機関に登録しているお客さまの個人信用情報について、一部、更新処理がなされていなかった(以下、「更新漏れ」といいます)ことが判明いたしました。

判明した更新漏れにつきましては、現在は正確な情報に更新しておりますので、今後のお取引に影響はございません。
関係するお客さまには多大なご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申しあげます。

※個人信用情報 … 加盟金融機関等が保有する借入金額、返済状況、借入残高などの情報
※信用情報機関 … 個人信用情報を収集、管理し、加盟金融機関等に提供する団体

当行は、全国銀行個人信用情報センター(全国銀行協会が運営する信用情報機関)および株式会社日本信用情報機構(貸金業法に基づく指定を受けた信用情報機関)に加盟し、お客さまの同意を得て、両機関にお客さまの個人信用情報を登録しています。

1.更新漏れが発生した期間
平成27年4月から平成28年8月

上記期間中に信用情報機関の個人信用情報が、加盟金融機関等による融資審査業務等に利用された場合、影響を及ぼした可能性があります。上記期間は、影響が発生した可能性がある最長の期間であり、お客さまによって影響が発生していた期間は異なります。

2.更新漏れ期間中に加盟金融機関等が照会し融資審査業務等に影響を及ぼした可能性のあったお客さま
該当数4,044名
(うち全国銀行個人信用情報センター378名、日本信用情報機構3,698名、重複32名)
※対象のお客さまには、本件内容を郵便等により個別に通知しております。

(以下、省略)

 

(参照)肥後銀行のニュースリリース

http://www.higobank.co.jp/newsrelease/2016/pdf/1702211053.pdf

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