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損保ジャパン日本興亜、AIで自動車保険証券を自動読取り

損保ジャパン日本興亜は7月7日、人工知能(AI)を活用して、自動車保険証券や車検証の内容を自動で読み取るアプリ「カシャらく見積り」を開発したと発表した。

このアプリでは、タブレット端末のカメラ機能で撮影した自動車保険証券をAIで読み取り、読み取った内容を保険料計算システムへ転送する。

損保ジャパン日本興亜の代理店システム「SJNK-NET」から起動して使用し、撮影した保険証券や車検証の画像データを人工知能(AI)の学習モデルを使ってデータ化する。

これにより、自動車保険の見積りから契約手続きまでをシームレスかつペーパーレスで完結できるようにする。

これまで代理店では、新規の顧客が現在加入している保険の補償内容を、損保ジャパン日本興亜の補償に読み替えて代理店システムへ入力するために、時間を要する場合があった。

同社では、今回のアプリを活用することにより、プロセス最適化による代理店の生産性向上を図るほか、事務品質の向上も狙う。

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